三井住友カードの決済端末を置いている店舗で、お客様の運転免許証やマイナンバーカードを目で見て本人確認を済ませている。ところが、マイナ免許証は券面に免許の種類や有効期限が書かれておらず、2027年4月からは銀行・不動産売買・貴金属の買取・携帯電話の契約や貸し出しなどで、対面の本人確認にICチップの読み取りが求められます。新しく専用の読み取り装置を置く前に、手元の決済端末で読めないかと考える店舗は少なくありません。

本記事では、三井住友カードの公開情報と法令・警察庁のQ&Aをもとに、同社のアプリ配信サービスで本人確認の業務アプリを入れる流れ、3つの機種の使い分け、ICチップで読める書類、導入前に決めておくことを、加盟店の店長・本部の方向けに整理します。

結論:stera marketの業務アプリで、決済と同じ端末がICチップの読み取り端末になる

steraの端末はAndroid OSを採用しており、三井住友カードのアプリ配信サービス「stera market」から業務アプリを追加できます。対応する機種はstera terminal standard・stera terminal unit・stera terminal mobileの3機種で、アプリごとに対応機種が決まっています[SMBCカード]。本人確認の業務アプリを入れると、お客様がカードをかざして暗証番号を入力し、ICチップから読んだ記載事項と顔写真を画面に表示して、スタッフが券面とご本人を見比べられるようになります。

stera marketへの申込みから端末へのアプリのインストール完了までは、約10営業日です[SMBCカード]。決済と本人確認が端末1台で完結するので、カウンターの作業を増やさずに済みます。事前確認が必要なアプリでは、加盟店とアプリベンダーの契約を結んでからインストールを申請します[SMBCカード]。

2027年4月1日からは、犯罪収益移転防止法(犯収法)の特定事業者や携帯電話の契約・貸し出しで、対面の本人確認にICチップの読み取りが求められます[e-Gov法令検索][e-Gov法令検索]。法令上の義務がない業種でも、マイナ免許証は券面に運転免許に関する事項が記載されないため、免許の種類や有効期限を確かめるにはICチップを読む必要があります[デジタル庁]。

stera marketとは:steraに業務アプリを追加する仕組み

stera marketで業務アプリを入れる流れ。登録、ユーザー登録は無料、カードを登録する。契約と申請、事前確認のあるアプリは契約、申請から配信まで約2営業日。自動インストール、再起動か24時間以内、申込から約10営業日
三井住友カードのstera marketの案内による。対応機種はアプリごとに異なる。

stera marketは、stera terminal上で使えるアプリの配信サービスで、業務アプリを入れて端末に機能を追加できます。飲食、小売り、ホテルなど業種を問わずアプリが掲載されており、利用開始までの流れは動画でも案内されています。三井住友カードの案内から、加盟店が押さえておきたい点を抜き出します[SMBCカード][SMBCカード]。

  • 対応機種: stera terminal standard・stera terminal unit・stera terminal mobile。アプリごとに対応機種は異なる
  • 費用: stera marketの登録・利用は無料。各アプリの利用料は、提供事業者との取り決めによって別途かかる場合がある
  • 支払い: 初回ログイン後にクレジットカードを登録する。使えるブランドはVisaとMastercardのみ
  • 配信の範囲: stera terminalにはGoogle Playからアプリを配信できず、stera marketに掲載されたアプリを使う

利用開始までの流れは、アプリによって4段階か5段階に分かれます[SMBCカード]。

手順事前確認が不要なアプリ事前確認が必要なアプリ
1stera marketへのユーザー登録stera marketへのユーザー登録
2初回ログインとクレジットカードの登録初回ログインとクレジットカードの登録
3アプリのインストール申請加盟店とアプリベンダーとの契約
4利用開始(端末にアプリが配信される)アプリのインストール申請
5―利用開始

ダウンロード申請から端末へのアプリ配信までは約2営業日かかり、配信手続きが終わると、端末の再起動か24時間以内にアプリが自動でインストールされます[SMBCカード]。本部でまとめて申請すれば、各店舗のスタッフが端末を操作してアプリを探す必要はありません。

なお、2021年から設置されていた旧機種「stera mobile(UT-P10)」は2025年6月末で販売を終えており、stera marketのよくある質問でも「stera mobileではご利用いただけません」と案内されています[SMBCカード][SMBCカード]。現行の持ち運び型は「stera terminal mobile」で、名前が似ているので注意が必要です。

stera terminal standard・unit・terminal mobileの違いと本人確認での使い分け

本人確認から見たstera 3機種の違い。standard、お客様側の画面あり、レシート控えを印字。unit、POSレジ横に置く小型機、画面1つ・プリンターなし。terminal mobile、バッテリーで持ち運べる、画面1つ・プリンターなし
三井住友カードの端末ページより。旧stera mobile(UT-P10)は2025年6月末で販売終了。

3機種は、画面の数とプリンターの有無が大きく違います。三井住友カードの端末ページの仕様を、本人確認に関係する項目に絞って比べます[SMBCカード]。

項目stera terminal standardstera terminal unitstera terminal mobile
スタッフ側の画面7.0型5.5型5.5型
お客様側の画面4.0型なしなし
内蔵プリンターありなしなし
電源ACAC交換できるバッテリー
通信有線・無線LAN有線・無線LAN無線LAN(SIMモデルは4Gも)
想定利用シーン対面レジセルフレジ、KIOSK、POSレジ横カート型POS、接客時の決済
stera market対応対応対応

この違いから、本人確認での使い分けは次のように考えられます。

  • stera terminal standard: カウンターで受付と会計を行う店舗向け。お客様側の画面で暗証番号を入力してもらい、スタッフ側の画面で照合できます。読み取り結果をレシートの控えとして印字できるのは、プリンターを内蔵したこの機種だけです
  • stera terminal unit: POSレジの横やセルフレジ、KIOSKに組み込む店舗向け。画面は1つでプリンターがないため、暗証番号を入力するときの画面の向け方や、控えを紙ではなくシステムに残す手順を決めておきます
  • stera terminal mobile: バッテリーで動く持ち運び型で、カウンター以外の場所で受付や会計をする店舗向け。画面が1つなので、unitと同じく入力と照合の受け渡しを手順にしておきます

いずれの機種もカメラを備えています[SMBCカード]。店舗ごとに機種が違っても、同じ流れで読み取りと画面での照合が可能です。

stera端末で読み取れる本人確認書類と、お客様が入力するもの

本人確認の業務アプリを入れたstera端末で読み取れる書類と、お客様に入力していただくものを一覧にします。

書類お客様が入力するもの画面で確認できるもの
マイナ免許証4桁の暗証番号免許情報と顔写真
従来の運転免許証暗証番号1(4桁)、顔写真も読むときは暗証番号2も本籍を除く記載事項、暗証番号2で顔写真
マイナンバーカード4桁の暗証番号、または券面の14桁の番号4桁で氏名・住所・生年月日・性別、14桁で顔写真も
在留カード・特別永住者証明書券面の12桁の番号(暗証番号は不要)記載事項と顔写真(氏名は文字で表示しない)

マイナンバーカードの14桁の番号(生年月日・有効期限・セキュリティコード)は、端末のカメラで券面を読んで入力することもできます。マイナンバー(12桁)と本籍は読み取りません。旅券(パスポート)には対応していないため、旅券で手続きするお客様は別の手順で確認します。

暗証番号はお客様ご自身に入力してもらい、スタッフは聞き取りも記録もしません。暗証番号を覚えていないお客様への案内は、本人確認で暗証番号が分からないときの対応にまとめています。

なぜ決済端末で本人確認をするのか

ICチップを読む手段には、専用のカードリーダー、スマートフォンのアプリ、業務用のAndroid端末などもあります。そのなかで決済端末を使う利点は、次の4つです。

1

専用装置を置かなくてよい: お店のカウンターに読み取り装置やパソコンを増やさず、会計や商品の受け渡しと同じ場所で本人確認ができ、受付の効率化につながります

2

事業者の端末で読める: 警察庁のQ&Aは、不正なソフトウェアによるなりすましを防ぐ観点から、事業者が準備した端末でICチップを読み取るなど適切な形で行うよう求め、顧客が用意した装置を認めない取り扱いも許容しています(No.14・15)[警察庁]。お客様のスマートフォンに頼らずに済みます

3

受付が止まりにくい: 三井住友カードとamsの2026年3月2日のニュースリリースは、お客様自身のスマートフォンでマイナ免許証を読み取ってもらう方法では、1件あたり約2分かかることもあると説明しています(ams実測、利用環境により異なる)[SMBCカード]

4

店舗の端末をまとめて管理できる: アプリはstera marketから各店舗の端末に配信されるので、本部で導入する店舗と時期を決め、店舗ごとの導入状況を見ながら展開できます。stera terminal standardは2020年の提供開始以来、全国の店舗に導入が進んでいる端末です[SMBCカード]

読み取った情報を表示する画面は、読み取り装置と別の端末でもよいとされ(No.14)、読み取った情報をホストなどへ送信する義務もありません(No.41)[警察庁]。手段ごとの比較は本人確認のICチップ読み取り端末を比較を参照してください。

2027年4月から、対面でICチップの読み取りが求められる業種

stera端末で本人確認を始める理由は、業種によって違います。2027年4月1日の制度の変わり方を、業種ごとに分けておきます。

業種根拠2027年4月1日からの対面の確認
銀行などの金融機関、宅地建物取引業者(売買など)、貴金属等の売買を業とする者、郵便物受取サービス業者など犯収法の特定事業者(法第2条第2項)写真付き・ICチップ付きの書類は、提示に加えてICチップの氏名・住居・生年月日・写真を読み取って画面に表示する
携帯電話の販売・契約、レンタル携帯携帯電話不正利用防止法契約時・貸与時の店頭の確認で、ICチップの氏名・住居・生年月日・写真を読み取る
レンタカー、建機レンタル、カーシェアなど上記の法令上の読み取り義務はないマイナ免許証は券面に免許の情報がないため、免許の確認にICチップを読む

犯収法の特定事業者は、2027年4月1日に施行される施行規則第6条第1項第1号イで、対面の本人確認がICチップの読み取りを原則とする方法に変わります[e-Gov法令検索][e-Gov法令検索]。警察庁のQ&Aは、読み取った情報と券面を照らし合わせることが必要だとし(No.12)、読み取りには官公庁のアプリに限らず民間企業のアプリも使えるとしています(No.20)[警察庁]。改正の全体像は犯収法改正で2027年4月から対面の本人確認はどう変わる?で解説しています。

携帯電話不正利用防止法でも、令和8年総務省令第94号による施行規則の改正で、2027年4月1日から店頭の確認がICチップの読み取りになります[e-Gov法令検索]。レンタル携帯の貸与時の確認はレンタル携帯の本人確認とは?で詳しく扱っています。

steraをまだ導入していない店舗は:stera packの概要

本人確認のためにsteraの導入から検討する店舗もあります。三井住友カードとSMBC GMO PAYMENT株式会社は、端末と決済サービスをまとめた「stera pack」を案内しています。公式のサイトで確かめた主な条件は以下のとおりです(2026年10月時点)[SMBCカード][smbc-gp.co.jp]。

項目内容
プランスモールビジネスプラン(中小企業庁の定義に該当する事業者が対象。たばこ店・百貨店・旅行代理店・宿泊施設・運輸・不動産は対象外)と、スタンダードプラン
決済手数料スモールビジネスプランの手数料率は1.98%〜。直近1年間のVisa・Mastercardの売上が2,500万円を超えるとスタンダードプランに変更され、売上の判定は毎年1月・4月・7月・10月
初期費用・月額費用stera packは初期費用0円、サービス利用料は1年目0円・2年目以降3,300円(税込)/月。直近1年間の累計キャッシュレス売上が3,000万円以上なら永年無料
入金サイクル月2回締め15日後払い、月2回締め6営業日後払い、月6回締め6営業日後払いから選ぶ(毎日締めは新規申込では選べない)
振込手数料入金口座が三井住友銀行なら0円、その他の銀行口座は220円(税込)
審査申込完了から約1週間〜2ヵ月。コード決済は加盟店審査が長引き、利用開始まで3ヵ月以上かかる場合がある

クレジットカードに加えて電子マネーやコード決済など多様な決済ブランドに対応し、年間キャッシュレス売上が3,000万円以上の事業者は料率の個別相談もできます(スモールビジネスプランは対象外)。個人事業主の申込には、本人確認書類と入金口座の情報が必要です。サポートは365日24時間で受け付けています。申込はアカウント登録のあと、メールで発行される申込URLから申込内容を入力し、審査の結果はメールで通知されます。すでにVJAグループ各社(三井住友カードを除く)と契約がある場合は、申込前に連絡が必要です。端末購入型のstera pack lightもあり、初期費用や対応する決済サービスの一部が異なります。stera packは安定した固定回線への接続での利用が推奨されています[smbc-gp.co.jp]。

決済サービスの申込と審査には時間がかかるため、本人確認の業務アプリを使う予定があるなら、申込の際に端末が対応機種(stera terminal standard・unit・terminal mobile)に該当するかを、資料や問い合わせで必ず確認しておくと安心です。

導入の流れ:相談から本番まで

本人確認の業務アプリをstera端末で使い始めるまでの流れは、おおむね次のとおりです。

1

相談: 受け付ける書類、読み取る項目、導入する店舗と端末の機種・台数、基幹システムとの連携の有無を整理する

2

stera marketの登録: 本部でユーザー登録し、初回ログインでクレジットカードを登録する

3

契約: 事前確認が必要なアプリでは、加盟店とアプリベンダーとの契約を結ぶ

4

インストール申請と配信: 対象アプリの詳細ページから申請する。配信までは約2営業日、配信後は再起動か24時間以内に自動でインストールされる

5

設定と試行: 1店舗で試行を実施し、お客様の動線、暗証番号の案内、照合と記録の手順を確かめ、読めなかったケースを洗い出す。使用する端末の操作は簡単でも、照合と記録の手順は社内で定める

6

本番展開: 手順書とお客様向けの案内を整え、店舗を広げる

stera marketの申込みからインストール完了までの目安は約10営業日なので[SMBCカード]、店舗の繁忙期や制度の施行日から逆算して、試行の期間を確保しておきます。

導入前に決めておくこと

導入前に決めておくこと。書類と項目、受け付ける書類を決める、画面で照合する項目。記録と連携、記録の残し方を決める、基幹へ送る項目を決める。手順と案内、暗証番号は聞かない、事前に暗証番号を案内
警察庁のQ&A(No.14・15・39・41)による。読み取った情報の送信やログの記録は義務ではない。

アプリを入れる前に、次の6点を店舗と本部で決めておくと、展開がスムーズです。

  • 受け付ける書類: 運転免許証、マイナンバーカード、在留カードなどのうち、どれを受け付けるか。旅券やICチップのない書類のお客様をどう扱うか
  • 読み取る項目と照合の手順: 氏名・住所・生年月日・有効期限・顔写真のうち、何を画面で確かめ、券面とご本人のどこを見比べるか
  • 記録の残し方: 読み取った情報は端末に残らないため、記録を残すならシステムへの連携か保存の方法を決める。犯収法の確認記録は、ICチップの情報やログの記録までは求められていない(Q&A No.39)[警察庁]
  • 基幹システムとの連携: 予約・会員・契約などのシステムへ送る項目と、送らない項目を決める。設計の考え方はstera terminalとマイナ免許証の基幹システム連携が参考になる
  • スタッフの手順: 暗証番号は聞かない、画面の向け方、読めないときと券面と一致しないときの分岐
  • お客様への事前案内: 運転免許証は暗証番号が2組、マイナンバーカードは4桁、在留カードは暗証番号が不要、といった違いを予約時や店頭掲示で伝え、書類と暗証番号の準備をお願いしておく

読み取りから照合、記録までの一般的な流れは、対面本人確認でICチップを読み取る手順でも整理しています。

stera端末で本人確認を始める加盟店の方へ

マイナドライブIDは、三井住友カードの決済端末stera(stera terminal standard・stera terminal unit・stera terminal mobile)で使える本人確認の業務アプリで、stera marketから配信しています。2026年3月2日に三井住友カードとamsが提供開始を発表し、当時はstera terminal standardに対応していました[SMBCカード]。現在はstera terminal unit・stera terminal mobileにも対応しています。店舗の外で使う場合は、Androidのスマホ・業務用ハンディ端末でも同じように読み取れます。

お客様がカードをかざして暗証番号をご自身で入力し、運転免許証(暗証番号2で顔写真)、マイナ免許証、マイナンバーカード(券面の14桁で顔写真)、在留カード・特別永住者証明書(券面の12桁で記載事項と顔写真、氏名は文字で表示しません)のICチップの情報を画面に表示して、券面・ご本人と見比べられます。読み取りは最短約10秒です(当社実測、読み取りに成功した場合。店舗の環境や運用によって異なります)。暗証番号の値、ICチップの生データ、標準運用での顔写真画像は基幹システムへ送らず、合意した項目だけを連携します。旅券には対応していません。料金は店舗の規模、導入する端末の台数や連携の範囲に応じて個別にお見積りします。法令上の確認方法や確認記録への組み込みは、貴社の法務担当とご確認ください。導入相談の手順は次の4つです。

1

受け付ける書類と、読み取る項目・照合の手順を整理する

2

導入する店舗とstera端末の機種・台数、店舗外で使うAndroid端末の有無を確認する

3

基幹システムとの連携の要否と、記録の残し方を決める

4

マイナドライブIDのデモ・連携相談をこちらの申し込みフォームから申し込む

まとめ:手元のstera端末を、本人確認の端末として使う

stera端末はAndroid OSを採用し、stera marketから業務アプリを追加できます。本人確認のアプリを入れれば、stera terminal standard・unit・terminal mobileのいずれでも、お客様が暗証番号を入力し、ICチップの情報を画面で券面・ご本人と照合する受付ができます。申込みから利用開始までの目安は約10営業日で、事前確認が必要なアプリは契約を経て申請します。2027年4月に対面のICチップ読み取りが求められる業種はもちろん、マイナ免許証を確認するレンタカーなどの業種でも、受け付ける書類、照合と記録の手順、機種ごとの画面の使い方を決めてから、1店舗で試して広げていくのが確実です。

FAQ

よくある質問

Q. stera marketの本人確認アプリはどのstera端末で使えますか。
stera terminal standard、stera terminal unit、stera terminal mobileの3機種で使えます。stera marketのアプリは機種ごとに対応が決まっています。2025年6月末で販売を終えた旧機種のstera mobile(UT-P10)では、stera marketを利用できません。
Q. stera marketで本人確認アプリを使い始めるまで、どれくらいかかりますか。
三井住友カードの案内では、stera marketの申込みから端末へのアプリのインストール完了まで約10営業日です。ダウンロード申請から配信までは約2営業日で、配信後は端末の再起動か24時間以内に自動でインストールされます。事前確認が必要なアプリは、加盟店とアプリベンダーの契約を結んでから申請します。
Q. stera端末で読み取れる本人確認書類は何ですか。
運転免許証(マイナ免許証を含む)、マイナンバーカード、在留カード、特別永住者証明書のICチップを読み取れます。マイナンバーカードは4桁の暗証番号で氏名・住所・生年月日・性別を、券面の14桁の番号で顔写真も読み取ります。在留カード等の氏名は文字で表示せず、旅券には対応していません。
Q. 読み取った結果を紙の控えに残せますか。
レシートへの印字ができるのは、プリンターを内蔵したstera terminal standardだけです。stera terminal unitとstera terminal mobileにはプリンターがないため、記録はシステムへの連携などで残します。犯収法の確認記録では、ICチップの情報や読み取りのログまで記録する義務はないとされています(警察庁Q&A No.39)。
Q. 2027年4月の法改正に向けて、stera端末での読み取りは使えますか。
2027年4月1日から、犯収法の特定事業者や携帯電話の契約・貸し出しでは、対面の本人確認でICチップの読み取りが原則になります。警察庁のQ&Aは、民間企業のアプリも使えること(No.20)、事業者が準備した端末で読み取ること(No.14)を示しています。自社の確認方法や確認記録への組み込みは、法務担当とご確認ください。